2015年3月14日土曜日

きずなレッジで学んで

きずなレッジに来ている子の作文が、さわやか青少年センターの「ふれあいボランティア活動感想文集」で高校生賞を受賞し、表彰されました。以下に紹介いたします。

きずなレッジで学んで
(高校1年)S.S.

私は今、高校一年生です。普通に学習生活を過ごしています。
こんな私は中学生の頃、面倒な家庭環境や転校などがあり、不登校になっていました。勉強も追いついて行けずに不安に思っていました。そんな中、高校受験三ヶ月前、市役所の勧めできずなレッジの学習支援を知り、通うようになり、基本から教えてもらって受験合格できました。
お菓子を食べ、お茶を飲んで休憩して、みんなで笑って、まるで勉強会みたいで、「真面目でルールばかり」と思ってきた私に、勉強もやり方次第なんだよって教えてくれた気がしました。
受験合格して、部活に入り授業を受けて、普通の学生になれて、でもそれが普通だとしても、私には涙が出る程嬉しい今を一緒に造ってくれたきずなレッジの先生やみんなにとても感謝しています。
勉強が身になる事が、私には初めての世界だったし、そう思うたびにもっともっと頑張ろうと思えたのは、力になってくれた先生方や何気なく笑っている子供達だって私の支えになってくれていたんだと思います。
私は高校に入ってからも学習支援に出向いています。今年の受験生が集まってきている中、ある車イスの女の子に高校への不安などを相談されました。私は本当の高校の姿「楽しくて新しい事が沢山」と言いました。その子は私と同じ高校を志望してくれ、その子の考え方に私が受けた沢山の事を繋げられた気がして、力になれたのだと実感しました。
私と同じように、沢山の事情がある子供達、そういった子供達を支え学習支援への恩返しをしたいのと、それとともに私も成長していけたらと思います。

2015年2月1日日曜日

クリスマス会

笑顔いっぱいのクリスマス会
ジョベール ガリアルド


去年の12月26日、私がボランティアで参加しているきずなレッジ(学習支援)で「クリスマス会」を行いました。
参加員数は当初予定していた人数を遥かに凌ぎ60人近くの人たちが参加してくれました。主役の子供たちや先生方、私を含む学生ボランティア、ご家族の方々やクリスマス会の為に演奏しに来てくださったヴァイオリン演奏者、本当にたくさんの方々が集まったので、うれしかった反面、会がうまくいくか心配でたまりませんでした。それも今回は自分たちで料理や催し物の準備等をやらなければならなかったです。
最初はクリスマス会に対するイメージが湧かず悪戦苦闘しました。私自身、今まで「参加者」だったので、まず、今まで参加してきたクリスマス会で楽しかった思い出を思い起こし、それを元にみんなが楽しめるようなころを考えてみました。そして、私たち学生はゲームやプレゼントの内容を何度も話し合い準備をしてきました。先生方の調理班もあっという間に準備が進み先生方の行動力に驚かされつつ、『さすがだなぁ』と実感しました。
そして、待ちに待ったクリスマス会当日。私は1人で勝手に頑張りすぎたがゆえに前日に体調を崩し、声が出ないまま会に参加しました。子どもたちはいつもと番う雰囲気のせいか少し落ち着かない様子でしたが、それは私も同じでした。
最初は演奏会でした。まず、クリスマスの歌をみんなで歌い、続いて梅崎先生によるリコーダーの演奏。でも、梅崎先生の演奏に違和感を感じました。それもそのはず、普段は教科書を持って教えてくれる先生がリコーダーを持って演奏してくれている。リコーダー演奏、とても素敵でした。ヴァイオリンの演奏では普段、生で音色を聴く機会が少ないので、みんな緊張して聴いてましたが、そんな姿がとてもかわいかったです。
演奏会が終わり、続いては私たちが計画していたウォークラリーです。4人ほどのクループが、各々、教会の敷地内を周り、スタッフを見つけ課題に挑戦していくゲームです。きずなレッジの子どもたちは個性豊かな子が多いので、みんな、仲良くできるか心配でしたが、みんな仲良く行動を共にし、私たちの課題に挑戦してくれました。
たくさん動いたあとの食事会は本当に楽しいものでした。先生方が真心こめて作ってくださった料理がテーブルいっぱいに並べられ、どれを食べていいか迷ってしまいました。各自、好きなものを取り、普段は話さない先生たちと食事をとったり、楽しくお話しを食べたり会場内は「ごはんがおいしい」とたくさんの笑顔が溢れていました。やっぱり美味しいものを食べられると自然に笑みが出るものです。とても幸せでした。
最後はビンゴ大会。これはとても盛り上がりました。素敵な景品が手に入っ子。残念そうな子。ビンゴ大会はやはり、運次第なのだと改めて思い知らされました。
楽しい時間はあっという間にすぎ、閉会式で会場内のみんなの顔をみるとみんな幸せそうな顔をしていて、この会をやって本当に良かったと感激してしまいました。帰る時も今まで遠慮して話しかけてこなかった子が「先生、また遊ぼうね!」と声をかけてくれる子がいて、私たちと子どもだちのキズナが深まったんだと思うと本当に嬉しかったです。結果的に、私はインフルエンザという代償を負いましたが楽しい1日を過ごせたので平気でした(笑)
私がきずなレッジに来て早、1年、たくさんのことがありました。楽しかったことも辛かったこともあり、きずなレッジを辞めようと本気で考えたこともあります。でも、元気で明るい今の私があるのはきずなレッジのお陰です。この先、いろんなことがあると思いますが、今回のクリスマス会のようにみんなが幸せになれるように全力を尽くしたいと思います。
本当にたくさんの方々の協力のお陰で成功しました。感謝でいっぱいです。次回のクリスマス会はもっと楽しくて笑顔が溢れる会にするつもりなので、楽しみにしていてください。

2014年10月11日土曜日

藤沢市のモデル事業に選ばれました

わたしたちの活動している藤沢市では、生活困窮者自立支援法の来年よりの施行を前に、自立相談支援、就労準備支援、家計相談支援、学習支援の各事業をモデル事業として今年11月より実施することになりました。

自立相談支援は市が直接行い、その他の事業に関しては公募型プロポーザルとして公募し、応募された事業者から選考されることになりました。わたしたちは、これまで行ってきた学習支援と、これまでの事業を通しての経験を活かせる家計相談支援の2事業に応募しました。

就労準備支援事業には1事業者、家計相談支援事業には3事業者、学習支援事業には2事業者が応募し、市の福祉事務所、福祉総務課、社会福祉協議会、民生委員の代表者などを審査員に、事前に提出した提案書に基づきプレゼンテーションが事業別に行われました。

その結果、わたしたちは応募した2事業に第1順位で選考されました。これはわたしたちの提案のみでなく、これまでの実績も含めて評価していただいた結果であると思っています。

このモデル事業を通して、今後の困窮者支援のあり方を探り、来年度以降の本事業をより良いものとしていくために努めていきたいと思っています。(K)

2014年10月5日日曜日

学習支援事業「きずなレッジ」

先日、学習支援事業についてのプレゼンを行いました。その時の要旨を掲載します。
プレゼンの際に使用した資料は、こちらです。


まず、なぜ私たちが学習支援事業を始めたのかを説明させてください。

私たちは運営しているシェルターで、DVの被害を受け逃げてきた母子や様々な理由で家を出されて生活する場所がないたくさんの母子と出会ってきました。
彼らは安定した居所が見つかるまで学校に行かれないため、期間が長くなるほど、学校の勉強がおくれていく。一緒に逃げてきた母親は自分のこどもに勉強を教える心の余裕もない。このような状況を見ている中で、どうにかこどもたちに学習の場を提供できないのかとずっと考えてきました。
そのような時に、藤沢のホームレス訪問活動に参加していた高校の先生たちから、自分たちの職場でも、家庭・経済的な問題で、学習の機会に恵まれないために、退学する子どもたちがいる。そういう状況をなんとか少しでも良くしていくために、子どもたちに学習の機会と居場所を用意してあげられないだろうかと相談を受け、やってみようと昨年の秋から動きだしました。

昨年の6月に成立した「子どもの貧困対策の推進に関する法律」には、『家庭や生まれ育った環境によって、教育の機会均等が阻害されることがないよう、対策を講じることが国の責務である』と明記されています。
いまや、大きな社会問題となっている貧困や格差の問題は、児童生徒の学力差を生じさせるだけでなく、学校内のいじめ・非行・家庭での虐待・養育拒否・生徒の不登校の要因ともなっています。こうした問題は学校現場だけでは解決は困難で、社会全体で取り組んでいくべき福祉的課題であると感じ、『始めなければならない!』と思い、2013年11月に教師や学生のボランティアの方々の力を借り、学習支援プログラム、「きずなレッジ」を開始しました。

私たちの事業のコンセプトについて説明します。

きずなレッジの対象生徒は、生活保護受給世帯・生活困窮世帯の小学生~高校生と高卒認定試験の受験を考えている若者たちです。
「きずなレッジ」が対象を小学生からにしたのは、小学生、特に低学年のころからの「学習機会の習慣づけ」が大切だと思ったからです。小学校のうちから、学校だけではなかなか授業についていくことが難しく、学校以外でどれだけサポートを得られたかが、こどもたちの学力を大きく左右するとわかったからです。
確かに、事業を始めてみると、小学校低学年で勉強、特にかけ算でつまづいて、高学年に上がった時点で、不登校なる生徒もいました。
また、中学生・高校生に限らず、その年代で高校を中退または進学できなかった生徒も対象としています。「子どものいる世帯の生活状況および保護者の就業に関する調査」によると、中卒の場合、高卒者との就労先が異なり、収入の差も広がることで、生活保護受給率が一般の12倍にも及び、貧困率も4倍になるとデータに出ています。
高卒認定試験を受験・合格によって、職業の選択肢が広げられることで、自立の一歩となると思い、対象をここまでにしました。
学習支援を通じて、社会的自立・貧困の連鎖を防止が結果としての大きな目標です。
そのためには、まずは対象者全員への学習の機会・場所の提供をします。きずなレッジは、えんぴつも消しゴムもノートも教材も全部持っていなくても、すぐ勉強できるように準備してあります。学習支援にまず1度来てもらってから、継続的に通所してもらい、学習を習慣化する必要があります。
なぜなら、きずなレッジにくる生徒の多くは、学年に会った学力に達していません。基礎部分から抜けているため、基礎からおさらい復習していきます。
きずなレッジのボランティアには、現役の高校の先生がいます。試験のポイントや、入試のポイントを押さえながら、定期試験対策・受験対策も同時に行っていきます。

その後、高校進学が決まっだだけでは、安心してはいられません。4割は高校を中退しているというデータもあります。中退してから社会で働くとしても、職業は体力が必要な仕事に限られてしまい、若く体力のある時期は生活できていても、何十年先のことを感がると、安定した生活はできません。職業が限らてしまう状況を作りたくないからこそ、卒業するまで学習面・生活面のフォローをしていきます。

きずなレッジは「貧困の連鎖・こどもの社会的自立」だめだけの支援ではありません。
私たちは、「きずなレッジ」という場所を通して、自分のことを認め、自分を少しでもいいから好きになってほしいと願っています。なぜなら、自分のことが嫌いで、生きているに値しない、どうでもいい存在だと思っていては、「自分が将来、どのような生き方をしたいのか、どのような人生を歩みたいのか」なんて考えられないからです。高校進学でさえ考えられない生徒もいるかもしれません。
皆様は、こどもが夢を語れない姿をどう思われますか?哀しいと思いませんか。

きずなレッジは、彼らが自分たちのことを少しでも好きになってもらえるように、自分を認めていけるように
・安心して自分らしくいられる居場所の提供
・家庭・学校以外で出会う第3者の「大人」と接し、一人の人間として認められること
・勉強という手段を通して、自信作りをしていきます
きずなレッジに通所するうちに、解けなかった問題、できなかったことも、時間はかかるかもしれませんが、「わからない」が「わかる」にかわっていきます。「わかる」が増え、「できる」が増えます。
自尊心や意欲の低い彼らが、学習を通して、小さな「できた」という成功体験を積み重なていくことで、自信がつくと思ったからです。

実施拠点および時間について説明します。

相談窓口は、平日10:00~17:00と学習支援実施時間内を現在、想定しています。
他の業務も兼務しているため、電話相談ののち、面談が必要な場合は、随時設定します。
実施拠点は、藤沢駅から徒歩3分の場所にある藤沢カトリック教会内です。
ここは、湘南ライフサポート・きずなの事務局のおかれている場所で、教会の集会室をお借りしています。
学習支援は、毎週水曜日・金曜日の16:00~18:00と毎週土曜日の13:30~16:30に実施致します。
また、夏休み・冬休みなど長期休暇中は、高校受験希望者に向けた集中講義を実施し、来年の夏休みは、勉強合宿ができるように計画中です。

そのほかに、勉強だけではなく、「お楽しみ会」も行っています。今年の5月は、図工教室やビンゴ大会をしました。昨年の12月はクリスマス会。おやつの時間にボランティアが用意したケーキを生徒に出しました。
そして、修学支援・進学支援は拠点開設時間はもちろん、必要なときに随時動けるように準備しています。

このプログラムに、現在1回につき約10名、中学生の定期試験前は約20名ほどが参加しています。
対象者一人あたりの平均支援時間は、1回につき小学生が60分、中学生・高校生が90-100分です。
講師陣は、ボランティアの方中心で、現在約20名。この方々の半数は、教員免許資格や高校・中学校での教師経験者・塾講師の経験者です。ボランティアは藤沢市社会福祉協議会のボランティアセンターにも情報を掲示させて頂き、社協から紹介されて来て下さった方も何人もいます。

実施方法についてご説明します。

学習支援は、生徒がどのくらい学力があるのか確認後、本人のレベルにあった教材を提供します。基礎ができてない生徒も多いため、学年を下げるなど、基礎から復習していきます。
きずなレッジはマンツーマンまたは先生1人対して生徒は2名と決めて、常に一人ひとりのこどもに集中できるような体制を取ります。密接に関わるからこそ、生徒の苦手な部分を発見し、重点的に復習していくことができます。
高校の教師・教師経験者が多いことから、定期試験でどのよう問題が出題されるのか、受験勉強も学校に合わせてどう対策していけばいいのか、現場の先生たちが助言を行っています。
きずなレッジには外国籍または親の母国語が日本語ではない生徒も多くきているため、日本語教育の支援も行っています。
進学支援については、高校入試情報誌の購入と提供。生徒・講師と一緒に読みながら、希望する学校のオープンスクールや学校情報の把握。生徒にあった学校探しや選択の助言をします。今後は合同学校説明会にも参加し、学校の情報を集めていきます。
修学支援は、学習支援の場だけでは足りないなと判断した場合、家庭でもできるように課題を出します。

また、「勉強するだけじゃない楽しいところ」と思ってもらわなければ、継続して通所しないと思い、勉強の合間には大学生ボランティアが教会内でボール遊びや年2度のお楽しみ会をひらいています。ボランティア、特に学生ボランティアを「ちょっと年上のおねーちゃん・おにーちゃん」学校以外にいる半分ともだちのような関係性や距離感がある中で、生徒が学校の友達・先生・親には言えないことを言えるような環境作りが必要で、その関係性が居心地の良さに繋がると思っています。居心地が悪いところは「居場所」にはならないからです。

生活保護受給世帯の保護者には、月に1度手紙のやりとりをしています。養育環境に課題があると見受けた場合、福祉事務所のケースワーカーはじめ、各関係機関と連携。教育委員会やスクールソーシャルワーカーにも情報提供できるような関係づくりもしていけるように働きかけたいです。

その他として、まず2013年11月からの実績をお話します。

2013年11月から9月まで、のべ66名の生徒たちが参加しました。
昨年度は高校進学を希望した中学3年生が3名。全員、高校進学し、2014年度も継続して通所しています。
2014年4月~9月まで継続して48名が通所しています。高校進学希望者は6名。そして、今年の7月に高卒認定試験を受験した1名も合格しました。

続いて「きずなレッジだからこそ、できる」わたしたちの強みを紹介させてください。

一つ目は、【多様な“大人”との関わり】です。
受給世帯や生活困窮世帯の子供たちは、家庭・学校以外の人間関係が少ない傾向にあるようです。きずなレッジに通所することで、生徒の親よりずっと年下の大学生の先生・親世代の先生・親より年上、シニア世代の先生と幅広い世代の大人と関わることになります。
これは、コミュニケーション能力を養う以外にも、自分の親とは違う生き方を選択している「大人」を見ることは、「こう言う生き方をしている大人もいるんだぁ」と将来像を描く上で必要なことだ思います。

二つ目は、【外国籍生徒の受け入れとサポート】です。
外国人の子供たちは、日常の会話は日本人の子供たちと同じようにできますが、両親が日本語が得意ではないなどの理由から、語彙や読解力が不足している場合が多く、また、経済的に困窮している家庭が多く、経済的な理由で塾などに通うことも出来ません。中には親の仕事の都合などで、ある程度の年齢になるまで母国の親戚に育てられていた子もいて、日常会話にも不便を感じる子供もいます。
わたしたちは「どんな環境であっても、だれにでも、必要なこどもに学習の機会を与えたい」と考えています。日本語があまり話せないからという理由だけで断ることはありません。日本語教育免許を持っている先生や、母国語も話せる子がいるため、講師と日本語のうまくない生徒の間で意思疎通ができるように助けてくれます。

三つ目は、いろいろな問題のある生徒がいた場合などに、私たちがこれまでの困窮者支援の活動を通して培ってきたネットワークを通して、ふさわしい機関や制度につないでいけることです。それらの機関が、こどもだちの応援団として一緒に働けると信じています。

最後に、
週3回、必ずくる子も多いということは、彼らは学びの場を必要としていることがよく伝わります。
「ママに見せるんだ」と目をキラさせながプリント持って帰った小学生も、一緒に勉強を教えあう中学3年生も。「めんどくさい」って言いながらも週に2回はくる中学2年生も、友達を3人は連れてくる小学生も、バイトの前にちょっと顔出しにきましたと、近況報告くれる高校1年生も、成績があがったよって報告くれる中学生も、みんな学習の機会を必要としています。

きずなレッジにくるということは何かしら抱えているものがみんなあります。
彼らがきずなレッジにきて勉強している間は、「1人の人間」として、一緒に寄り添いながら時間を過ごして行きたいです。彼らは希望のカタマリです。彼らの中にある希望をつぶさないためにも、きずなレッジが『教育』と『福祉』をつなぐ接着剤となり、ボランティア・教育関係者・福祉関係者が一緒になって、希望のカタマリのかれらの応援団になり支援していきたいです。

以上です。(H)

2014年9月3日水曜日

生活困窮者自立支援法に想う

生活困窮者自立支援法。何がどう変わるのか、イマイチ解ってませんでしたが、ホームレス自立支援法に基づくウチのシェルターは、来年度から予算がおりないことになったとか。そこでハッと気がついたことを書きます。
ウチのように、「ホームレス」を敢えて拡大解釈して、とにかく「安定した居を失った方」をできる限り受け入れてきた施設は、今後は独立採算になるということ。当然、利用料はアップしてしまいます。
これまでは県の事業だったので、利用者の管轄自治体を問わず受け入れができました。でも、生活困窮者自立支援法にのっとると、ウチに「枠」を確保した自治体以外からの依頼を受けにくくなります。空き部屋があっても、「枠」確保していない自治体からの依頼は、断らざるを得なくなってしまいます。
独立採算で、二種施設としてやるか。生活困窮者自立支援法のもとで、特定の自治体からの依頼だけを受ける施設になるか。あるいは、両者を混合させるか。いずれも、現実的には厳しい道です。
ここから見えてくるのは、「居を失った状態」と「生活困窮」とが、全く別次元のカテゴリーであるのに、あたかも交換可能なように扱われてしまっていることの歪み。
さらなる問題は、生活困窮者自立支援法では、生活困窮の要因がかなりステレオタイプに分類され、それが制度に落とされてしまっていること。家計相談支援とか、学習支援とか、就労準備とか、一時生活支援とか、別個の専門団体・機関で担うのが前提になっています。それって別々なの?
これは地域福祉の役割分担としては、かなり稚拙。人間の困りごとは、簡単に腑分けできませんから。ここから漏れる方はどうなるの?漏れる方を支援する人材、つぶさに見て訊いて話し合って、専門機関につなぐ役割は、誰が担うの?
最もイヤな感じがしたのは、今まで協力しあってやってきた生活困窮者支援機関が、職務を変に上から細分化されて、「依託料」をエサに、「支援」という「資源」の奪い合いのフィールドに立たされたような気分になってしまったこと。
「本当に困った人」は生活保護を使えばよい。その一歩手前の人は、生活困窮者自立支援法を使えばよい。その峻別は恣意的なうえ、支援機関の職務を「上から」寸断する生活困窮者自立支援法。そんな法に対し、少なくとも私は、柔らかでジャジーな切り抜けをして行きたいです。負けねえ。(K)

2014年6月14日土曜日

神奈川新聞

神奈川新聞に、改定された生活保護法がらみで、きずなのスタッフが取材を受けました。以下のリンクでご覧になれます。

(上) http://www.kanaloco.jp/article/72782/cms_id/85459

(下) http://www.kanaloco.jp/article/72845/cms_id/85668

2014年6月1日日曜日

お楽しみ会

とても暑い日でしたが、無事にお楽しみ会を終えることができました~!!!

今日のお楽しみ会は主に小学生がメインで、20名くらいのこどもたちが集まって、シャボン玉したり、ストラックアウトで遊んだり、ビーズ細工を作ったりして、最後は全員でビンゴでもりあがりました。

初めてのお楽しみ会でだったので、反省点や改善点等もあると思いますが、みんなでわちゃわちゃと楽しい時間が過ごせました。

次回は半年後(クリスマスあたりかな?)くらいに、できたらいいなと思っています。(S)

大きなシャボン玉
みんなでビンゴ

2014年5月10日土曜日

きずなレッジ「お楽しみ会」

NPO法人湘南ライフサポートきずなの学習支援プログラム「きずなレッジ」では、5月31日(土)にお楽しみ会を行います。いろんな行事などを用意しています。いっしょに楽しみましょう!

みんな待ってま~す!


2014年5月5日月曜日

学習支援プログラム

わたしが働いているNPO湘南ライフサポート・きずなでは、去年の11月から週3回藤沢カトリックセンターの2階を会場をお借りして、経済的に学習塾に通うのが難しい生活保護世帯や在日外国人・生活困窮家庭の子どもたちに学習の機会を与えるために学習支援プログラムを始めました。
このプログラムは、藤沢のホームレス訪問活動に参加していた高校の先生方が、自分たちの職場でも、家庭問題で学習の機会に恵まれず、退学してしまう子供がいる。そういう状況をなんとか少しでも良くしていきたい。子どもたちに学習の機会と居場所を用意してあげられないだろうか。という想いから始まりました。
昨年6月に成立した「子どもの貧困対策の推進に関する法律」には、家庭や生まれ育った環境によって教育の機会均等が阻害されることがないよう、対策を講じることが国の責務であると明記されています。いま、大きな社会問題となっている貧困格差の問題は、児童生徒の学力差を生じさせるだけでなく、学校内のいじめや非行、家庭での虐待や養育拒否、さらに、不登校を生む一つの要因ともなっているのです。こうした問題は学校現場だけでの解決困難で、社会全体で取り組んでいくべき福祉的課題であるといえるのではないでしょうか。
どうなるかわからない。とりあえず始めながらやり方を考えて行こうということで、比較的子どもたちが来やすく、かつセンターが利用されていない夕方を中心に部屋を取り、現役を引退し、今は時間講師として働いている先生方や、その教え子の大学生が中心になってこのプログラムはスタートしました。
子供の募集は、藤沢市の福祉事務所や教会の国際部を中心に、学習支援の必要な子どもたちに声をかけてもらいました。
始めて見ると、大勢の子供達が来てくれました。高校受験を控えているが、なかなか勉強が追いついていない中三生が3名。その子たちが兄弟を連れて、すぐに10名近い人数になりました。また、その子たちが同じような境遇の友達に声をかけ、これまでに延30名以上の子どもたちが参加し、教会で勉強するようになりました。
何度か参加して、来なくなった生徒もいますが、多くの子は続けて参加しています。
勉強だけではなく、学校や学年を越えた友だちもでき、先生たちとも学校のこと・友達のことなど話をするようになり、すっかり自分たちの「居場所」として定着してきたように感じます。
その中でも、嬉しかったのは、受験を控えていた中三生全員が、無事に高校入学できたことでした。
このプログラムは、利用する生徒が明るく楽しく過ごし、自信を取り戻せる場所を提供することを一つの目標にしています。そんな意味で、高校を中退し挫折していた子が、高校卒業検定を目指して勉強しながら、参加している小学生の勉強や面倒を見ている姿を見ると、始めてよかったなと思えてきます。
新学年を迎えた今、勉強ばかりではなく、みんなが楽しく交わりながらひとつになれるような「お楽しみ会」も計画中です。また、スポンサーが付けば夏休みにどこかで勉強と遊びを兼ねた「夏合宿」ができたらいいなと期待と夢が広がっています。
このように活動できるのも、教会のみなさまのご理解やご協力があるからだと感じて、感謝しています。これからも子どもたちがワイワイやっていて、うるさいなぁと感じることや、204号室の一部を教材置き場として占領してしまい、迷惑をかけていることもあるかもしれませんが、今後ともどうぞ暖かくこどもたちの成長を見守ってくださればうれしいです。(HS)

藤沢カトリック教会 会報 八角形にゅーす5月号より

地域の情報誌に掲載されました

少し前の事になりますが、藤沢市内で高齢者福祉に取り組んでおられる、NPO法人シニアセラピー研究所の広報誌に私たちの活動が紹介されました。下のリンクをクリックすると記事のPDFがご覧いただけます。

2014年5月1日木曜日

きずな便り復活

長いことお休みしていたこのブログを、復活させたいと思います。頻繁に投稿というのは難しいかもしれませんが、できるだけ頻繁に日々心にとまったことや情報を皆さんと共有していけたらいいなと思っています。これからまたよろしくお願いします。(KK)

2010年2月5日金曜日

コミュニケーションに影響をあたえるものは?

 やっと大学院のレポート提出が終わって一安心のきずなのY.Sです。
タイトルに書いた「コミュニケーションに影響をあたえるもの」とは、
後期に履修していたカウンセリング研究の授業で出てきた事柄です。

メーラビアンによると、言語が7% 準言語「声の調子等」が38% 身体言語が55%だそうです。
つまり半分以上が姿勢・表情・視線などなど・・・まあ態度ということですかね。
言っている内容よりも、どのように語るかが大切なことなのだそうです。

 きずなでお仕事をするようになって、このことを前より考えるようになりました。
「私の気持ちが伝わっているのかな?」(言っている内容ではなくてもいいから)
「私のことを信じてもらえているのかな?」
「私が信頼しているということを信じてもらえているのかな?」

こんな感じで、不安に思うことがあります。お互いの信頼関係が深まらなかったら、
私ができるお手伝いは表面的な支援だけになって完全に一方通行。
双方になれたら、すごいパワーになるんですけどね・・・。

そう簡単に心を開いてもらうことはできないでしょうし、
他人を信じることって難しいことですよね。
でも、やっぱり伝わってくれたらなあと思います。
以前、重度の知的障害や重複障害の方々の生活支援のお手伝いをしていました。
ほとんど言語は役に立ちません。その頃の私はもっと敏感で
「どんな世界にすんでいるのかな?」「何が見えているのかな?」
「今、何を感じているのだろう?」と、純粋に接する方々のことを知りたくて、
一緒にいる今を楽しんでいただきたくて、自然に寄り添う努力をしていました。
握る手からもその方のメッセージを感じるぐらい・・・。

今の自分は、ちょっと・・・寄り添う気持ちが足りないのかな・・・
信じる気持ちより信じてほしい気持ちが強すぎるのかも。
どちらかというと接する皆さんに寄り添ってもらっていますね・・・

Y.S

2010年1月17日日曜日

年末年始生活総合相談

以前ブログでお知らせしましたように、12月28日~1月3日の間、藤沢カトリック教会入口にある多目的スペース「ぶどうの木」で年末年始の生活総合相談を行いました。6日間で延べ58名が89件の相談に訪れました。概略は以下の表の通りです。

日時ニチジ 相談者ソウダンシャスウ 相談ソウダン内容ナイヨウ(複数フクスウ) 件数ケンスウ 相談ソウダン結果ケッカ(支援シエン内容ナイヨウ)
29ニチ 11名 1.住居ジュウキョカンする相談ソウダン 3件 食事ショクジ・・・10メイ
入浴ニュウヨク・・・5メイ
洗濯センタク・・・3メイ
開庁後福祉事務所・・・1名
2.就労シュウロウカンする相談ソウダン 2件
3.生活セイカツカンする相談ソウダン 11件
4.健康ケンコウカンする相談ソウダン 1件
5.法律ホウリツカンする相談ソウダン  
6.その  
30ニチ 10名 1.住居ジュウキョカンする相談ソウダン 1件 食事・・・7名
入浴・・・4名
洗濯・・・3名
投薬トウヤク・・・1メイ
金銭貸与・・・1名
身元引受・・・1名
2.就労シュウロウカンする相談ソウダン  
3.生活セイカツカンする相談ソウダン 10件
4.健康ケンコウカンする相談ソウダン 2件
5.法律ホウリツカンする相談ソウダン  
6.その 1件
31ニチ 11名 1.住居ジュウキョカンする相談ソウダン   食事・・・10名
入浴・・・4名
洗濯・・・2名
開庁後カイチョウゴ福祉フクシ事務ジムショ・・・1メイ
2.就労シュウロウカンする相談ソウダン  
3.生活セイカツカンする相談ソウダン 11件
4.健康ケンコウカンする相談ソウダン 1件
5.法律ホウリツカンする相談ソウダン  
6.その  
1ニチ 10名 1.住居ジュウキョカンする相談ソウダン 2件 食事・・・10名
入浴・・・2名
投薬トウヤク・・・1メイ
開庁後カイチョウゴ福祉フクシ事務ジムショ・・・1メイ
宿所シュクショ提供テイキョウ・・・1メイ(1ニチ~7ニチ
金銭キンセン貸与タイヨ・・・1メイ
2.就労シュウロウカンする相談ソウダン 2件
3.生活セイカツカンする相談ソウダン 10件
4.健康ケンコウカンする相談ソウダン 2件
5.法律ホウリツカンする相談ソウダン  
6.その  
2ニチ 7名 1.住居ジュウキョカンする相談ソウダン   食事・・・4名
入浴・・・6名
洗濯・・・2名
投薬トウヤク・・・2メイ
2.就労シュウロウカンする相談ソウダン 1件
3.生活セイカツカンする相談ソウダン 7件
4.健康ケンコウカンする相談ソウダン 3件
5.法律ホウリツカンする相談ソウダン 1件
6.その  
3ニチ 9名 1.住居ジュウキョカンする相談ソウダン 2件 食事・・・6名
入浴・・・3名
洗濯センタク・・・1メイ
投薬トウヤク・・・2メイ
開庁後カイチョウゴ福祉フクシ事務ジムショ・・・3メイ
宿所シュクショ提供テイキョウ・・・2メイ(1ハクのみ)
開庁後カイチョウゴ医療イリョウ・・・2メイ
2.就労シュウロウカンする相談ソウダン 3件
3.生活セイカツカンする相談ソウダン 9件
4.健康ケンコウカンする相談ソウダン 3件
5.法律ホウリツカンする相談ソウダン 1件
6.その  


今回は事業決定もぎりぎりで、周知も不足していたこともありましたが、年末に食と住居を失った方がこられたり、この相談会もきっかけで開庁後に生活保護で居宅に移行する方も相談時より3名ほど増えました。今後も年末年始の対策を続けていかれればと考えています。(KK)

2009年12月28日月曜日

藤沢・野宿の仲間のクリスマス会 報告


クリスマスも過ぎてしまい、大変遅くなりましたが、野宿の仲間のクリスマス会の報告をしたいと思います。

12月8日(火)に藤沢カトリック教会で野宿の仲間のクリスマス会を開催しました。
イルミネーションがまたたき、クリスマスキャロルが鳴り響くと、どういうわけだが、イエスが共に生きたであろう、一番しんどい仲間たちが、居場所を失います。

なので、一番しんどい仲間たち、野宿の仲間たちと共に祝うクリスマスこそが、クリスマスにはふさわしい。そんな会にこそ、イエスが片隅で微笑んでいてくれる会だろうということで、毎年12月の第2火曜日に野宿の仲間のクリスマス会を開催しています。
(毎月第2火曜日は野宿の仲間の座談会といって、意見交換・情報交換の会を行っています)

今年は野宿の仲間から「歌はないのか」というリクエストをいただき、シンガーソングライターの図師たまみさんに来てもらい、クリスマス会に花を添えてもらいました。
また、毎年恒例のビンゴゲームも行い、寝袋をはじめとするクリスマスプレゼントを持って帰ってもらいました。
ライブの方も大好評で、野宿の仲間のクリスマス会には元野宿生活者も参加していますが、先月まで野宿をしていた仲間が、生活保護でもらったお金から図師さんのCDを買っていたことからも、喜びの度合いが伺い知れます。

なかなか楽しいクリスマス会でしたが、イエスはどう思ってくれたでしょうか?(オリジン)

なお、写真は図師たまみさんと最後の記念写真です。

↓図師さんも自身のブログに野宿の仲間のクリスマス会の様子を書いていますので、ご参照ください。

第36次寿越冬闘争のスケジュール

副理事長のオリジンです。 本来ならば、寿越冬闘争のスケジュールは寿支援者交流会などのHPでしていたのですが、パスワードが分からなくなってしまい更新ができないので、きずなブログで紹介させてもらいます。

昨年同様の連日1000食を超える炊き出しと、横浜市内各地の野宿生活への訪問、各種(医療・法律・生活・労働)の相談を行います。
みなさんの少しの時間でもいいので、ご協力していただければと思います。本当にみなさんの力が必要ですので、よろしくお願いします。

写真:越冬パトロール風景


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       ■第36次寿越冬闘争スケジュール■
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                   主催:第36次寿越冬闘争実行委員会
                   〈2009年12月26日~2010年1月7日〉

   寿越冬闘争統一オリエンテーション・・・2009年12月13日(日) 午後2時~
   集団生活保護申請…2009年12月14日(月) 午前8時 中区役所前集合
   統一作業日・・・2009年12月23日(水・休) 午前9時~
   第36次寿越冬闘争突入集会・・・2009年12月26日(土) 午後6時~7時
   *会場は集団生活保護申請以外は寿生活館4階または2階です。


2009年12月24日~27日…準備作業(厨房作り・テント設営)
2009年12月28日(月)…年末年始対策窓口監視および生活保護申請同行(9時~)
                         [中福祉・福祉プラザ]
          バザー(10時~)[寿公園]
2009年12月29日(火)…パトスープ作り(切り込み:午後3~)
          各種相談(医療・法律・生活・労働)  集約会議(19時~)
          パトロール(21時~)[寿・関内、横浜駅、桜木町]
2009年12月30日(水)…炊き出し(切り込み:9時~、配食:16時~)
          各種相談(医療・法律・生活・労働)  集約会議(19時~)
          パトロール(21時~)[寿・関内、横浜駅、鶴見]
2009年12月31日(木)…年越しソバ(切り込み:9時~、配食:15時~)
          各種相談(医療・法律・生活・労働)  集約会議(19時~)
          パトロール(21時~)[寿・関内、横浜駅、南区]
2010年1月1日(金)……餅つき(切り込み:9時~、配食:13時~)
          芝居:さすらい姉妹(16時~)[寿生活館4階]
          各種相談(医療・法律・生活・労働)  集約会議(19時~)
          パトロール(21時~)[寿・関内、横浜駅、桜木町]
2010年1月2日(土)……炊き出し(切り込み:9時~、配食:16時~)
          カラオケ大会(13時30分~15時30分)[寿生活館4階]
          遠峰あこと爛漫社中(14時30分~15時)[寿公園]
          各種相談(医療・法律・生活・労働)  集約会議(19時~)
          パトロール(21時~)[寿・関内、横浜駅、市内公園]
2010年1月3日(日)……炊き出し(切り込み:9時~、配食:16時~)
          囲碁・将棋大会(10時~15時)[寿生活館3階]
          新春歌謡演芸会(13時~14時)[寿生活館4階]
          各種相談(医療・法律・生活・労働)  集約会議(19時~)
          パトロール(21時~)[寿・関内、横浜駅、桜木町]
2010年1月4日(月)……中福祉・集団生活保護申請(8時:寿公園集合)
          アブレ金カンパ活動(12時30分~15時30分)集約会議(19時~)
2010年5~7日……片付け(厨房・テント解体)
2010年1月9日(土)……新春コンサート(14時~16時)[寿生活館4階]

*若干の変更の可能性があります。ご了承下さい。

[寿越冬闘争実行委員会 構成団体]
 寿日雇労働者組合、寿医療班、寿支援者交流会、日本キリスト教団寿地区センター、
 寿町音楽班、寿・関内夜回り仲間の会、反戦・反差別を闘う神奈川青年労働者共闘、
 横浜水曜パトロールの会

[連絡先(事務局)]:
 横浜市中区寿町3-12-2 寿生活館4階
 寿越冬闘争実行委員会(事務局 高沢)
 TEL&FAX:045-641-5599
 メール:orijin@mvb.biglobe.ne.jp

 なお、当日の連絡は事務局携帯090-2919-6635に連絡をお願いします。

2009年12月26日土曜日

年末年始における生活総合相談事業の実施

湘南ライフサポート・きずなでは、神奈川県より年末年始において求職中の貧困・困窮者等が安心して生活を送れるようにするため、行政機関等が停止している期間における求職中の貧困・困窮者等に対して支援を行う事業として、生活総合相談事業を受託しました。
内容は以下の通りです。

(1)期  間:12月29日(火)から1月3日(日)までの間
(2)実施場所:カトリック藤沢教会内

具体的な内容としては、期間中午前10時~午後3時の間相談室を開設し、総合的な生活相談にのるとともに、藤沢教会の協力で必要な方々に食料の提供やシャワー・洗濯施設を開放するなど、実質的な生活支援も行います。
連絡先:090-4208-6334 (KK)

2009年12月14日月曜日

心がぽかぽかする会話

 相談室の新米SWです。初めての投稿でなんか緊張しますね。
きずなに関わらせていただくようになって、早3ヶ月!あっという間でした。
もともと図々しい性格で、人見知りをしないので、
最初から遠慮なしの実習生でしたが、 12月からはスタッフに入れていただき、
心もキリっと?なっているところです。

 まだまだ業務のイロハが分からない私・・・非常に足手まといなのですが、
シェルター利用者さんや野宿のメンバーとの何気ないやり取りに
励まされる日々です。 皆さんのお話に、内心は泣きそうになったり、
ドキドキしたり、自分の無力さを感じたり、 心が動いているのですが、
SW根性でなんとか頑張っています。

 最近は、野宿メンバーに励まされてばっかり・・・。
皆さん、やさしいので、私が声をかける前に私のことを気遣って
「寒いから、風邪引かないようにね!」
「お疲れ様~!」
「この前はありがとうございます。」
と声をかけてくださいます。本当に心に栄養をもらって感謝、感謝です。

 私も接する皆さんの心がぽかぽかするような会話がしたいなあと思います。
(Y.S)

2009年12月4日金曜日

藤沢・野宿の仲間のクリスマス会

藤沢では、野宿の仲間の座談会を原則第2火曜日に行っています。
この座談会は、2000年2月から行われているもので、今は亡き野宿の仲間の提案で始まりました。
「俺は藤沢駅周辺で野宿しているけど、市民会館の方にも野宿をしている人がいるっていうし、江ノ島や砂防林にも野宿する人がいるっていう話だ。どうにか、みんなで集まって情報交換ができないかな」という提案を実現するべく、座談会を行うことにしました。

気がつけば、座談会がはじまって、もうすぐ丸9年。クリスマス会も定番になりました。
一番しんどい仲間と共に生きた人の生誕を祝う日です。野宿の仲間と祝うクリスマスこそ、クリスマスにふさわしいと思います。きっと片隅でイエス様が微笑んでくれているような、そんなクリスマス会を行って生きたいと思います。

ご興味のある方は是非ご参加ください。 (オリ)


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         ■藤沢・野宿の仲間のクリスマス会■
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 クリスマスキャロルが鳴り響き、イルミネーションが輝きだすと、野宿の仲
間たちは寝場所が奪われる事が多々あります。
 一番しんどい人と共に生きた人の生誕を祝う行事が、小さくされた人々を疎
外するという非常に皮肉な現象が起きています。
 そこで、藤沢火曜パトロールの会では、今年も野宿の仲間と共に祝うクリス
マス会を開催することにしました。野宿の仲間と直接話しをするよい機会です
ので、興味のある方は是非ご参加ください。

 *毎月第二火曜日は野宿の仲間の座談会として意見交換の場をを開催してい
  ますが、12月は特別バージョンでクリスマス会です。
*ビンゴゲームや図師たまみさんのミニライブが予定されています。
   (クリスマスプレゼントも用意しますが、数に限りがあるので、野宿の仲間を優先でお願いします)

【日時】2009年12月8日(火) 19時~
【場所】藤沢カトリック教会・ホール
  (藤沢駅南口下車徒歩3分、江ノ電ビル裏、藤沢市鵠沼石上1-1-17)
【主催】藤沢火曜パトロールの会
【協力】NPO法人湘南ライフサポート・きずな 、寿支援者交流会

【連絡先】 orijin@mvb.biglobe.ne.jp (事務局・高沢)

図師たまみさんについては下記のHPをご参照ください。
 http://tamami.fan-site.net/

公開講座

本日といってももう昨日になってしまったが、相模原市教育委員会主催の人権・福祉教育研修会「人権について考える~社会的マイノリティ支援」という公開講座に講演に行ってきました。
本当は事前に告知したかったのですが、バタバタしていて事後報告になってしまいました。

↓下記のような講座でした。
相模原木曜パトロールの会の代表の藤谷さんと一緒に行ってきました。藤谷さんの娘さんと相模原木パトのメンバーで、相談室スタッフのGさんも聞きに来てくれました。あと、相模原在住で元横浜市の生活保護担当の課長で、港北パトのメンバーのSさんも来てくれた。

比較的良く聞いてくれていたけれど、爆睡していた人が数名。終わった後から、担当課長があいさつに来てくれて、「ぐいぐい引き込まれました。よく聞いていましたし、いい経験になったみたいです」と言っていたので、まあ及第点でしょう。
一人の先生ですが、質問もたくさん出て、熱く語っていたのが印象的でした。 (オリ)



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■人権・福祉教育研修会「人権について考える~社会的マイノリティー支援」■
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      2009年度相模原市専門研修(公開講座)
                  担当:相模原市立総合学習センター
【講座のねらい】
 人権について具体的事例の理解を深めるとともに、人権感覚を磨く。
【日時】2009年12月3日(木) 15:00~17:00
【会場】相模原市総合学習センター 大会議室
【対象】小・中学校各校1名※この講座は市民公開講座です。
【内容】・DVD視聴地球データマップ「ひろがる格差」NHK教育
     *講師の高沢が格差の拡大について解説
    ・講義「人権について考える~社会的マイノリティー支援」
     【講師】相模原木曜パトロールの会 藤谷 操氏
     【講師】横浜寿支援者交流会 高沢 幸男氏
    ・質疑応答

↓詳しくは以下のHPを参照してください。
http://www.sagamihara-kng.ed.jp/02kenkyu_kenshu/kyouinkenshu_koukaikouza/kyo
uin_kenshu_siminnkoukaikouza.htm

2009年11月8日日曜日

行ってきます

今日は横浜市中区で生活保護を受けていた人の話。

この人は刑務所を出て、どこで知ったのか分かりませんが、私のところに相談に来た人でした。
在監証明なども持っていたので、比較的スムーズに話しが進んだのですが・・・。
罪名が覚醒剤使用だったので、当然暴力団などとの関係を疑われます。本人はすでに破門になっているので、調べてもいいとの事でした。県警などに紹介の結果、関係者ではないということで、生活保護の申請をすることができました。

それからも、度々相談に来て、様々なトラブルを起したり、巻き込まれながらも、どうにか生活保護で暮らしていました。
それが急に神妙にあいさつにきて、「今までお世話になりました。行ってきます」とのこと。
詳しく話を聞くと、また覚醒剤に手を出してしまって、これから警察に出頭とのこと。
累犯なので、当分は帰って来れないと思うとの事。
かける言葉もないので、「帰って来る時には、必要なら相談に来てね」というのが、精一杯でした。

マスコミでも芸能人の覚醒剤使用が話題になるが、常習性のあるものは本当にやめるのが難しいらしい。
ドラッグに限らず、ギャンブルでも、アルコールでもアディクション(依存症)からの脱却は本当に難しいようだ。
気にして、マメに面接とか声かけをしていたんだけどな。
無力さを感じながらも、他人のことは分からないし、救うこともできない。それでも、一緒に考えることを大事にしながら、人と関わって行きたいと考えさせられた瞬間でした。(オリ)